2020年も早いもので、あと9日で終わりを迎えます。2020年は皆様にとっていかがでしたでしょうか。今年はやはり新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、非常に厳しい1年だったのではないかと思います。
今年のユーキャン新語・流行語大賞でも、大賞は「3密」、さらにはノミネートされた30語のうち「クラスター」や「ソーシャルディスタンス」など新型コロナに関係する用語が半分近くにものぼり、今年の世相を象徴する結果となりました。
そんな中で、私がノミネートされた語の中で印象に残ったのはトップ10入りした「鬼滅の刃」でした。コロナ禍にもかかわらず、公開から2か月余りのうちに映画興行収入が300億円を突破し、年内には興行収入ランキング歴代1位になるとも言われています。
今では全国的な鬼滅ブームのなか様々な企業でコラボ商品が発売され、完売・売切れ続出という状況が多くみられます。鬼滅ブームにおける国内での経済効果は数千億円以上ともいわれ、コロナ禍により経済が停滞しているなかで回復に向けた大きな追い風となっているのは間違いありません。そんな私も、映画鑑賞後にコミックを全巻大人買いしてしまい、見事にブームに乗ってしまったうちの一人です。
新型コロナの感染拡大で日常生活にも影響を及ぼし暗い話題が目立った1年でしたが、最後の最後に全国で社会現象を生み、数々の明るい話題を提供してくれた「鬼滅の刃」に感謝したいと思います。
来年は、東京オリンピックが開催される年でもあり日本全体で盛り上げていくためにも、一刻も早いコロナ終息を願うばかりです。皆様も、マスクや手洗いの徹底など基本的な感染対策を継続し感染予防に努めていきましょう。
皆様、2020年は大変お世話になりました。2021年も何卒よろしくお願いします。