昨日11月24日は、稲佐の浜で、神迎神事が執り行われました。全国の神々が1年分の縁結びの会議を行うため出雲大社に集まられ、1週間ほど滞在されると言われています。
その神迎神事が始まる少し前、出雲大社勢溜では、新しくできた「行灯」と「縁台」のお披露目会が行われました。
この「行灯」は、結いのあかり、祈りのあかり、出会いのあかりとして、神門通りの照明、信号機などのデザインを担当された南雲勝志氏のデザインによるものです。行灯下部の「神門通り」の文字は、神門通り照明柱と同様に第80代出雲國造「千家尊福公」の自書を組み合わせたものです。
一方「縁台」は、出雲縁結びプロジェクト~おもてなしの思いのもと集まった地元企業「株式会社出雲木材市場」「積水成型工業株式会社出雲工場」「株式会社キノシタ」によるコラボレーションブランド「iZUCO(いすこ)」によるものです。
「縁台」のフレームの「E-WOODイーウッド(出雲木材市場)、シートの「セキスイ畳MIGUSA(積水成型工業)、デザインの「kinosita chair」(キノシタ)は、いずれも出雲ブランド商品に認定されています。
神門通りに並べられた「縁台」は、とても座り心地がよく、勢溜から出雲大社前駅まで並んだ「行灯」のあかりは、まるで光の道のようで幻想的な光景でした。
来年1月26日の「出雲の日」をはさむ「出雲ウイーク(1月25日~1月31日)」の夜にも神門通りに「行灯」を並べる予定ですので、ぜひ見にお越しください。