クリスマスがもたらす経済効果

毎年12月になると、街はクリスマスムード一色に染まります。近年では、ハロウィンが急速に盛り上がりを見せ、バレンタインに匹敵するほどの経済効果をもたらすイベントになったそうですが、それでもクリスマスに比べればその差は歴然、クリスマスの凄さが際立っています。

一般社団法人日本記念日協会の発表によると、クリスマスの経済効果は約7,000億円。対するバレンタイン・ハロウィンはそれぞれ1,300億円前後となっています。7,000億円といえば、2020年東京オリンピックの当初予算とほぼ同額、莫大な経済効果に驚かされます。この経済効果を生み出している要因は何だと思いますか?少し調べてみました。

○イルミネーション:集客効果があり、周辺の小売店や飲食店への集客力アップ。

○クリスマスツリー:個人宅や商業施設での大規模装飾が増加傾向。

○クリスマスプレゼント:家族や親戚、恋人に贈るプレゼントは、ボーナス時期と重なり消費拡大。

○クリスマスディナー:チキンやオードブルなど家庭用クリスマス料理、特別メニューが用意されているレストランやホテルでの経済効果はお正月料理よりも高く、特に洋菓子店は通常時の約25倍の売上(クリスマスにショートケーキは日本独特の習慣だそう)。

さまざまな要因が重なり、クリスマスは膨大な経済効果を生み出しています。約7,000億円という数字は、多くの人々がクリスマスを楽しんでいる証ですね。皆さん素敵なクリスマスを!メリークリスマス!!


師走

12月も半ばを過ぎました。天気も良く暖かい日が続いていますが、これから徐々に寒さも厳しくなってくるでしょうか。


さて、12月は皆さんよくご存じ「旧暦で師走」と呼ばれています。

師走の意味・由来は、普段落ちついているお坊さんが、12月になるとお経をあげるために、あちこちの家を走り回っていた月との説から、『お坊さん(師)が走るほど忙しい』これが、最も有名な説だそうです。


12月・・・走るほど忙しいのは、昔も今も変わらないようです。

性・世代別に「一番忙しい月」を調べた調査があり、その結果12月がダントツで1位でした。続いて3月 5月の順です。

年代が上がるごとに12月を「一番忙しい」と考える人の割合が増加しているうえ、男性よりも女性のほうが、忙しいと感じる割合が高いという結果が出ていました。

一般的に、家事を担当することが多い女性は、仕事に加え、年越しの準備が重なる12月は忙しさを感じてしまうのでしょう。

ちなみに、もっとも「12月が忙しい」と感じているのは60代女性で、73.2%。

確かに、20代の頃は、今のように走るほど忙しくはなかった。仕事で忙しくとも、家に帰れば自由な時間はいっぱいあったなあ~・・・


「もっとも忙しい」と感じる12月。上手く分担しつつ、心に余裕をもって乗り切り、新しい迎えたいと思います。

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大河ドラマ『麒麟がくる』

実に59作目となる2020年のNHK大河ドラマは、明智十兵衛光秀にスポットをあてた『麒麟

がくる』。


「応仁の乱」後の無秩序状態が続く中、天下を統一し乱世を治めようとする野心あふれる戦国の英

雄たちが勢揃い。

美濃源氏の流れを汲むとされる光秀をはじめ、斎藤道三・今川義元・織田信長・豊臣秀吉・徳川家

康など、そうそうたる人物が紡ぐ群雄割拠の物語に胸が躍ります。


仁政を行う王のもとに現れ、平和と繁栄をもたらすとされる伝説の聖なる獣・麒麟。

荒廃した世を立て直し、民を飢えや戦乱の苦しみから解放してくれるのは誰なのか?

そして、麒麟はいつ現れるのか?


 信長を討ち、主殺し・謀反人という汚名を着せられた光秀。

15代将軍・足利義昭の側近であり信長の重臣としてのジレンマを抱えながら、室町幕府の再興と

天下安定を望んだ男の生きざまがクローズアップされます。勇猛果敢かつ理知的で、非情な一面を

も持ち合わせた光秀像がきっと映し出されることでしょう。

加えて、表舞台に立たずとも歴史を動かしたキーパーソンや、激動のさなかを生き抜く市井の名も

なき人々の営みがどう描かれるかにも注目です。


 でき得ればタイムスリップして、躍動感あふれるこの時代を体感してみたい・・。

もっとも、命あっての物種ですが!

新たな視点で戦国の世を彩った『麒麟がくる』。来年1月からの放送を心待ちにしています。