実は私も『判官びいき』

平治の乱で父・義朝が敗死したことにより鞍馬寺へ預けられ、のちに奥州平泉の藤原秀衡の庇護を受ける。

兄・頼朝が平氏打倒の兵を挙げると馳せ参じ、一ノ谷・屋島・壇ノ浦の合戦を経て平氏を滅ぼす最大の功労者となった。

しかし、許可を得ることなく官位を受けたことや、戦いにおける独断専行などによって頼朝の怒りを買い朝敵となると、再び平泉を頼るも秀衡の死を受けて跡を継いだ泰衡に攻められ衣川館で自刃。

―――源義経、享年31


その生い立ちや牛若丸・弁慶伝説、華々しい戦績から一転自害に至る最期は、人々の同情を集め“悲劇の英雄”として定着。

これが『判官びいき』の由来になるとともに、滅びゆく者への愛惜の情が数々の伝説や物

語を生み出しました。           ※判官とは、義経に与えられた官職・左衛門尉の通称

その一つが、平泉から北へ逃げのび蝦夷地(北海道)でアイヌの王になったとか、さらに

は中国大陸に渡ってチンギス・カンになったとする不死伝説。


 そもそも『判官びいき』自体が客観性を欠いた心情とはいえ、日本人は今も昔も「弱者や

敗者に同情し声援する心理」を本能的に抱いているようです。

実は私も知らず知らずのうちに、いろいろな場面で『判官びいき』しているんですよね!

あなたはどうですか?

0226画像.jpg




「縁結びの國 出雲フェア」開催しました

昨年(2018年)2月は島根県東部も大雪となり、通勤にとても苦労したことを覚えていますが、今年は暖冬とも言われており、出雲でもほとんど雪を見ていません。

関東の方では、4月並みの陽気の日もあるとのことで、少しずつ春が近づいていると感じています。とはいえ、寒暖差に体調を崩さぬよう気をつけたいですね。

さて、当センターでは、2月8日(金)から11日(月)までの4日間、イオンモール八千代緑が丘店(千葉県八千代市)で第3回目となる「縁結びの國 出雲フェア」を開催しました。今回は3社の出店販売で、出雲市の特産品をPRしました。

 しまねっこの登場で会場を盛り上げてくれたり、㈱高砂醤油本店と出雲商業高校のコラボ商品「あごだししょうゆ」も販売。生徒を代表して3人が実際に店頭に立ち、商品をPRしました。

関東地方では、出雲フェアの期間中に寒波に見舞われ、関東で雪を見ることになるとは思いませんでしたが、足元の悪い中でも、ご来場いただいた皆さま、特産品をご購入いただいた皆さま、ありがとうございました!またお会いできる日を楽しみにしております。

個人的には、出雲に旅行に来たことがある方や、今年出雲に旅行に行くと言ってくださった方など、来場者と出雲についてのトークができたことは嬉しかったです。

今後も県内外でのイベントを通して、出雲の魅力を発信していきたいと思っています。よろしくお願いします。

118.JPG


まめ・豆

暦の上では春ですが、2月・・・まだまだ寒い日は続きます。

 先日は、節分で豆を食べたり、豆まきをされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 その豆と言えば大豆!弟分の若い豆が枝豆、お兄さんはもやし、そして子どもたちはさまざまに加工された大豆食品がこんなにあります。

   蒸す・煮ると  水煮・ドライパック・煮豆  

それを発酵させて 味噌・醤油・納豆

   絞ると  豆乳・おから  さらに固めると  豆腐  

それを揚げると 油揚げ  

   固めると 凍り豆腐

   煎ると  煎り豆   それを挽くと  きな粉

まわりにある大豆の加工食品、口にする日は多いですよね。

こんな大豆もほとんどはアメリカ、カナダ、ブラジルなどの輸入がほとんどで、日本の自給率は

わずか7%。「国産大豆を使った○○」とうたった商品を目にする機会は多いですが。

さあ、豆腐の入ったあったかい味噌汁を吸って、今日も一日が始まります。

大豆.jpg 大豆2.png