1ヶ月前を思い出してみると、「今日も暑くなるね~」に始まり、「今日がこの年一番の暑さだったよね」で一日が終わっていました。
それがここのところ、最高気温も20℃台としのぎやすくなり、食事のメニューも変わってきました。そして、毎朝いただくお味噌汁も、美味しいと感じます。
ここで少し味噌の起源を調べてみました・・・これがなかなか面白いです。
味噌の起源は、古代中国の大豆塩蔵食品の「醤(しょう・ひしお)」だと言われています。醤になる前の熟成途中のものがとてもおいしかったので、これが独立し味噌という食品に発展したのです。このことから、未だ醤にならざるもの、すなわち「未醤(みしょう)」と名付けられ、みしょう→みしょ→みそと変化したと推定されています。
《味噌は戦陣食》
戦国武将たちは戦場での食料に必ず味噌を持ちました。武田信玄は「信州味噌」、豊臣秀吉、徳川家康は「豆味噌」、伊達政宗は「仙台味噌」というように、味噌づくりをすすめていました。
誕生以来、日本全国それぞれの地域の原料・食習慣などに合わせ、さまざまな特色を持った味噌が作られるようになりました。
味噌の原料となる穀物も全国的に「米」が使われることが多いものの、中部地方では「豆」、九州や四国の一部の地域では「麦」が使われています。
皆さんの家庭では、どんな味噌を使っていますか?
我が家は、今度「豆」と「麦」をブレンドして使おうと思っています。