ファンの引退

 9月16日。惜しまれつつ安室奈美恵さんが歌手活動を引退されました。安室さんの大ファンだった私の奥様もテレビで見かけるたびに家事の手を止めて涙を流しながら「Hero」を歌っていました。

 皆さまも好きなスポーツ選手や芸能人の方がいらっしゃると思いますが、私は2015年のシーズン終わりに、50歳という高齢で惜しまれながらも引退した山本昌選手(元中日ドラゴンズ投手)の大ファンです。

 41歳にしてノーヒットノーランを達成(史上73人目)し、その他にも数々のプロ野球最年長記録を達成された山本選手は「20代より30代、30代より40代の方がしっかりと練習するようになった。じゃないと、体力だけではなく、考え方も落ちてしまう。」という言葉を残されています。プロ野球最年長記録を達成した山本選手ならではの心がけです。

 奇しくも山本選手がノーヒットノーランを達成したのは2006916日。安室奈美恵さんの歌手活動引退の日と同じなんですね。

 私は現在、山本選手がノーヒットノーランを達成した年齢と同じ41歳。山本選手や安室奈美恵さんのように記録を残すことや皆さまの記憶に残ることは難しいですが、身近にいる大切な人の記憶に残るよう心がけたいと思います。

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一杯の味噌汁

1ヶ月前を思い出してみると、「今日も暑くなるね~」に始まり、「今日がこの年一番の暑さだったよね」で一日が終わっていました。 

それがここのところ、最高気温も20℃台としのぎやすくなり、食事のメニューも変わってきました。そして、毎朝いただくお味噌汁も、美味しいと感じます。


ここで少し味噌の起源を調べてみました・・・これがなかなか面白いです。

味噌の起源は、古代中国の大豆塩蔵食品の「醤(しょう・ひしお)」だと言われています。醤になる前の熟成途中のものがとてもおいしかったので、これが独立し味噌という食品に発展したのです。このことから、未だ醤にならざるもの、すなわち「未醤(みしょう)」と名付けられ、みしょうみしょみそと変化したと推定されています。

《味噌は戦陣食》

戦国武将たちは戦場での食料に必ず味噌を持ちました。武田信玄は「信州味噌」、豊臣秀吉、徳川家康は「豆味噌」、伊達政宗は「仙台味噌」というように、味噌づくりをすすめていました。

誕生以来、日本全国それぞれの地域の原料・食習慣などに合わせ、さまざまな特色を持った味噌が作られるようになりました。

味噌の原料となる穀物も全国的に「米」が使われることが多いものの、中部地方では「豆」、九州や四国の一部の地域では「麦」が使われています。


皆さんの家庭では、どんな味噌を使っていますか?

我が家は、今度「豆」と「麦」をブレンドして使おうと思っています。


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『サラリーマン川柳』が問いかけるもの

1987(昭和62)年にスタートした第一生命の『サラリーマン川柳』。

川柳は俳句と違って、日ごろの想いを五・七・五の十七音に表すだけで、季語などの制約がないのが特徴です。


31回目を迎えた今年のコンクール、全国から寄せられた47,559句の中から優秀句が選ばれました。

栄えある第1位は、スポーツジム 車で行って チャリをこぐ

第2位は、「ちがうだろ!」 妻が言うなら そうだろう

ちなみに第3位は、ノーメイク 会社入れぬ 顔認証


個人的に気になる歴代1位の作品をいくつか並べてみると、

いい夫婦 今じゃどうでも いい夫婦

久しぶり~ 名が出ないまま じゃあまたね~

「課長いる?」 返ったこたえは 「いりません!」

プロポーズ あの日にかえって ことわりたい

まだ寝てる 帰ってみれば もう寝てる


『サラリーマン川柳』の応募総数は実に約114万句。日常の何気ないできごとをユーモアと風刺のセンスでみごとに表現し、まさに時代を映す鏡として根づいています。

そこには、思わず“あるある!”それ分かる!と多くの共感があります。

そして何よりも、今ここにある平穏な日々がいかにかけがえのないものかを、私たちに問いかけているかのようです。

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