佐香神社

10月13日、出雲市小境町の佐香神社(「松尾神社」:常松秀紀宮司)で例大祭が執り行われ、今年の新米で醸した香しい濁酒(どぶろく)をいただきました。

 「出雲国風土記」には「百八十神等集い坐して、御厨をたてて給いて、酒を醸させ給させ。・・・(中略)・・・故、佐香といふ」とあり、神々がお酒を醸したゆかりの地とされています。

室町時代から続いているという特殊神事「濁酒祭り」があり、佐香神社は、年一石(180)の醸造が許可されています。毎年秋季例祭では酒造りを祝うとともに、参拝客は造りたてのお神酒(どぶろく)をいただくことができます。

 皆さんも神々がお酒を配したゆかりの地、佐香神社にお参りしませんか。

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出雲といえば・・・

 10月も中旬になり、朝晩はとても冷え込んできました。自宅では、半袖短パンで過ごしている暑がりの私も子供と一緒に毛布にくるまって寝ることが多くなりました。体調を崩しやすい季節です。十分注意しましょう。


さて、先般、県外の某百貨店のバイヤーさん、某スーパーのバイヤーさんと続けてお会いする機会がありました。初めてお会いした方には「出雲と言えば、何をイメージされますか」とお聞きするのが習慣となっています。

一番初めに出てくるのは、やはり「出雲大社」です。大半の方は「出雲」という地名をご存知で「出雲大社」「縁結び」「歴史」「伝統」をイメージする人が多いように思います。続いて「宍道湖」「しじみ」「出雲そば」でしょうか。

先般、お会いしたバイヤーさんから「出雲」は羨ましいと言われました。商品を作るにしても、こんなに付加価値が存在する地域は少ないとのことです。

「出雲」に住んでいると、なかなか気付くことのできない「出雲」の魅力を改めて実感させられます。特産品や販促活動を通じて「出雲」の魅力を胸張って伝えていきましょう。

あれこれ満載の秋

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体育祭も終わり一息つく頃は、あちこちでイベントや伝統行事が開催されます。

写真でご紹介しているのは、(あがた)神社(出雲市国富町)で毎年10月に開催される秋季大祭の様子です。

馬にまたがる子どもを先頭に、鼕(どう)やホラ貝、よろい武者など賑やかに行列をつくり、その地の氏神様「縣神社」へと向かいます。

700年以上続いている行事のようですが、将来も永く守り続けられるようにと、数年前からは、お祭りの日にちを10月の第3日曜日に変更されました。

この伝統行事、ぜひ今の子どもたちにも見てもらい、将来引継いでほしいと思います。


数年前までは興味がなかったイベントや伝統行事も、家庭の環境や仕事など、変化があるとまた立ち寄ってみたくなるものです。

みなさんも、どうぞ時間と〇〇が許す限り出かけてみてください。


◇ひと言◇

先日、支援センターにお越しになったお客様にお茶(煎茶)を出したところ、帰り際に「美味しいお茶でした」と言っていただきました。

出雲のお茶屋さん!『有難うございます。お客様に喜んでいただけましたよ(*^^*)